より良い社会を構築するために、女性がより安心して暮らせ、より活躍できる仕組みの更なる 拡充は、多くの方々が期待していることかと考えます。
そして、この期待をより現実化させて行くには、男性の理解と協力が不可欠です。
イクジ(育児)を楽しむメンズ(パパ)を称した「イクメン」は、既に社会に浸透しつつありますが、 大阪市は、より積極的に男性の家事・育児などへの参画を促進すべく、啓発冊子「男性の新しいライフスタイル」~PAPATTO(パパット)!~ を作成する等、これらをバックアップしています。
大阪市が、男性の家事・育児などへの参画を促進するために作成した「男性の新しいライフスタイル」~PAPATTO(パパット)!~。
これは、イクメン、カジダン、イクボスを3主軸として、その用語の意味から解説が始まります。また、各々のチェックシートも 付属しており、自分がどの程度の「イクメン度」「カジダン度」「イクボス度」なのかレベル判定することもでき、例えば最高レベルであれば 「完全無敵のイクメン」等と称されるように、楽しく明るいコンテンツとなる工夫もされています。
男性の家事・育児の問題は大変重要であるため、これを提唱し推進して行くメッセージは、どうしても重々しく、又、堅苦しい義務的な 雰囲気に包まれてしまうケースもあります。これに対し、大阪市のPAPATTOは、イクメン、カジダン、イクボスはカッコイイ、ステキなコトだと伝えています。
素晴らしいアプローチだと思いませんか!?
出典:厚生労働省HP https://ikumen-project.mhlw.go.jp/project/about/
イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。
または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性のこと。イクメンがもっと多くなれば、妻である女性の生き方が、 子どもたちの可能性が、家族のあり方が大きく変わっていくはず。
そして社会全体も、もっと豊かに成長していくはずです。 イクメンプロジェクトは、そんなビジョンを掲げて発足しました。
今、育児にもっと関わりたいという男性が多くなっています。 また、制度改正により男性も育児休業が取りやすくなりました。
このような環境づくりに、社会全体で、より積極的に 取り組んでいくため、プロジェクトを推進していきます。
引用:厚生労働省HP https://ikumen-project.mhlw.go.jp/project/about/
「イクメンプロジェクト」は、社会全体で、男性がもっと積極的に育児に関わることができる一大ムーブメントを巻き起こすべく、 厚生労働省が2010年6月に発足し、様々な活動を展開しているプロジェクトです。
サイトを情報発信の起点として展開するプロジェクトですので、イクメンプロジェクト公式サイト を見ているだけでも楽しく、かつ、子育て世代でなくとも参考になると思います。
このような動きがますます発展し、直接的な女性支援施策と協調してより良い未来へと繋がることを期待します。