第10回目となる大阪マラソンは、正式大会名称「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会」 として、2022年2月27日(日)に開催されます。
コース図
出典:大阪マラソン2022公式HP
大阪府庁前をスタートし、大阪城公園内でフィニッシュとなる本マラソンは、第10回目ということで 歴史的にはまだまだ若いマラソン大会ではありますが、国内大会では東京マラソンに次ぐ規模を誇り、 「ワールドマラソンメジャーズ(注)」と匹敵する大規模大会とも言えるそうです。
※ワールドマラソンメジャーズ(注)のポイント対象大会
大阪に暮らす私たちにとっては既に定着し季節の風物詩にもなりつつある本マラソン大会。 しかしながら、歴史ある「マラソン」というスポーツ界において世界から見れば産声をあげてそう間もない 段階なのかも知れません。
既に、世界規模を誇るに至った本大会を、今回も、先々も成功・発展させて大阪が世界に誇るイベントに したいものです!
さて、一方で今回から「第10回大阪マラソン・第77回びわ湖毎日マラソン統合大会」として開催される びわ湖毎日マラソン大会は、国際大会の代表選手選考会も兼ねていた由緒ある大会です。
第1回大会が1946年ということで、現在存続しているマラソン大会では日本最古とも言われておりますが、 大阪の人からすれば、「びわ湖」ということで、マラソンファンの方以外は、近いようであまり親しみを感じていなかった かも知れません。
ところが、近年は滋賀県開催となっているこの大会も、第1回から第16回大会まで大阪開催だったことをご存じですか?
第7回大会はヘルシンキオリンピックの代表選手選考会を兼ねて開催されたのを皮切りに、オリンピックのマラソン代表選手 選考会を担った等、大阪発祥の名門マラソン大会と捉えて良いとも考えられます!
第1回大会
御堂筋を走る選手団
第2回大会
阪急前を通過する一団
第3回大会
古賀選手三連覇達成
出典:http://www.lakebiwa-marathon.com/ 「大会の歴史」
古賀新三選手が第1回~第3回を三連覇して始まり、宇佐美彰朗選手、宗猛選手、宗茂選手、瀬古利彦選手等が 優勝者に名を連ねるマラソン大会。
この歴史ある大会と、既に世界規模を誇る大阪マラソンとの統合開催によって、 両大会の継続的発展を期待するとともに、マラソンに限らず、大阪が世界に誇れるコトがますます増え、成長して行くことを願ってやみません。