(前)大阪市会議員足高まさし

報告・お知らせ

2020.12.10

北港テクノポート線の計画変更概要

夢洲をはじめ、大阪市の臨海部の交通需要に対応し、交通利便性の向上を図るとともに、安定的な運輸サービスを提供するため、大阪都市計画都市高速鉄道北港テクノポート線を以下のように変更することになりますので、ここにご報告させていただきます。

都市計画の考え方
(輸送力の増強、構造物の安定性向上)

北港テクノポート線は、大阪市臨海部の交通需要に対応するために、此花区北港に新桜島駅を起点とし、舞洲、夢洲を経由し、 咲洲のコスモスクエア駅までをつなく都市高速鉄道である。(H12:都市計画決定、事業着手、H22:事業休止、H31:南ルート事業再開)

  • 夢洲における大阪万博の開催、統合型リゾート(IR)の誘致による鉄道需要の増加
  • 鉄道構造物に対する土地造成に起因する地盤低下の影響を低減
北港テクノポート変更1
  • 輸送力の増強(ホームの拡幅、折り返し方法の変更)
  • 沈下による影響を低減するための土地造成エリアからの離隔の確保
    ※大阪万博開催(R6末)までに、コスモスクエア駅~夢洲の区間(南ルート)の整備完了を予定。
     北ルート(夢洲駅~新桜島駅)については、整備主体を含め、今後調整。
北港テクノポート変更2

北港テクノポート線の変更箇所

【変更内容】

〇駅部 位置:夢洲中心が北に160m移動(折り返し機能:前渡り線の整備)
延長:350m→500m
幅:17.4m→19.2m(ホーム幅の拡張8m→10m)
〇線路部 夢洲南側:北東方向に中心線が最大70mの振れ(土地造成エリアからの離隔確保
車庫線:北西方向に中心線が最大約15mの振れ(本線と車庫線の分岐が北方向へ移動)
  • 車庫→区域の変更なし
  • コスモスクエア駅~夢咲トンネル→区域の変更なし
  • 舞洲~新桜島駅→区域の変更なし
北港テクノポート変更3

<折り返し機能>

国際観光拠点開発や一時的なイベントによる交通の集中へ対応するため、輸送力を十分確保できるように、折り返し機能(渡り線)を確保

北港テクノポート変更4