(前)大阪市会議員足高まさし

報告・お知らせ

2019.02.01

公共施設の維持管理の推進

大阪市は、「公共施設の維持管理の推進」として、公共施設の安全確保・機能維持を図るため、長寿命化を基本とする計画的な維持管理を推進するとともに、市民の安全・安心の確保のため緊急的に必要な修繕等を実施して行きます。この1つとして、私も微力ながらお手伝いさせていただいております旧真田山陸軍墓地の改修も計画に掲げられていますので、ここにご紹介申し上げます。


旧真田山陸軍墓地

公共施設の維持管理の推進

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西南戦争から太平洋戦争までの旧陸軍の戦死者を埋葬する「旧真田山陸軍墓地」は、年間50基ペースで補修してもなかなか劣化に歯止めがかからなかったところに、昨年9月に台風21号が襲い、墓の倒壊や倒木などの被害が上積みされてしまいました。

旧真田山陸軍墓地は国内初の陸軍埋葬地として1871年に開設され、広さは約1万5090平方メートルと全国最大規模。全国には他にも国が戦死者を埋葬した墓地が多数あり、日々の清掃や管理は地域のボランティアや遺族、維持団体に任されているケースが多いそうです。悲しい歴史を繰り返さないためにも、旧真田山陸軍墓地をしっかりと修繕し未来に伝えるとともに、他地域の事案の良き参考例となれるようにしたいものです。