(前)大阪市会議員足高まさし

報告・お知らせ

2022.09.07

細工谷遺跡をご存知ですか?まずは広報誌「天王寺」から!

細工谷遺跡をご存知ですか?今回の広報誌「天王寺」(令和4年9月号 No.316)でも、 同遺跡にあまり馴染みがない方にも分かり易く写真付きで解説されていますので、ここでもご紹介させていただきます。

細工谷遺跡

出典:発掘風景=大阪市文化財協会HP、出土品=広報誌「天王寺」

細工谷遺跡は、天王寺区細工谷1丁目、難波宮の南方2km弱にあり、推定朱雀大路跡の東隣に位置する遺跡で、 全国発の発見となる和同開珎の枝銭 や、百済尼寺の存在を解明するにも至った「百済尼」「百尼」と墨書された土器が出土した事などでも知られています。

また、「僧寺」と書かれた土器もあって、このお寺は細工谷遺跡から400m南東に位置する「百済寺(堂ヶ芝廃寺)」に当たると推定されています。 同じエリアで発見された「僧寺」と「百済尼」・「百尼」の墨書の存在は、 男女の寺がいっしょに存在したことを具体的に示すものだそうです。

まずは広報誌「天王寺」から!

出典:広報誌「天王寺」(令和4年9月号 No.316)

身近にある有名な遺跡。歴史的価値も高くもう少し知ってみたい。そう思われたら、 まずは今回の広報誌を一読されてはいかがでしょうか。上写真のように細工谷遺跡の概要が写真付きで解説されています。 しかも1ページで上手くまとめられていますので、歴史に触れる機会が少なかった方にも大よそを感じていただけるに違いありません。

最初から専門的に切り込んだ資料に挑むと、その分野に慣れない人の場合は、なかなか全容の把握にまで辿り着き辛いかと思います。 まずは今回の広報誌、そして概略を掴んでから専門情報。そんなアプローチもお薦めです!

なお、広報誌「天王寺」は、インターネット検索で『天王寺広報誌』と検索すると簡単に掲載ページが見つかりますし、 上画像のクリックで、細工谷遺跡の解説ページのみを閲覧していただくこともできます。

細工谷遺跡の各種情報

さて、広報誌をご覧いただくと「もうちょっと知ってみたいな」等と思われたりしませんか? 以前だと展示会や博物館に出向く必要もありましたが、今日はインターネットの時代。居ながらにして、すぐにいろいろな情報が得られますので、 その一部をここでご紹介します。

■難波宮インフォメーション:細工谷遺跡の概説

出典:(一財)大阪市文化財協会HP

(一般財団法人)大阪市文化財協会のHPには、 「写真で探す細工谷遺跡」として各種出土品等の比較的鮮明な写真と解説が掲載されています。

このページには出土品がアイコン化されて表示されており、 いずれかの絵柄をクリックすると詳細(写真と解説)が表示されるというシステムですから、 これからもう一歩細工谷遺跡を味わおうとする方々にも便利だと思います。

上画像は、「写真で探す細工谷遺跡」ページにリンクしていますので、ご興味を覚えたらクリックしてみてください。

難波京と百済王氏 ←クリックで移動

大阪歴史博物館の積山洋先生の報告書が奈良女子大学学術情報センターにて公開されています。 20ページ以上からなる報告書ですから、誰でもすぐ読破できるものではありませんが、 必要な方にとっては量的にも質的にも貴重な情報が詰まっているかと考えます。

※「難波京と百済王氏」のタイトル部クリックで報告書を閲覧いただけます。

その他にも、インターネット検索で「細工谷遺跡」を調べると、個人の方を含め多数の情報発信が成されています。 この機会に是非情報検索する等してみてください。天王寺区は歴史の街。改めてそれを感ていただけると期待します。