(前)大阪市会議員足高まさし

報告・お知らせ

2021.01.23

大阪都市計画特定街区の変更(法円坂北特定街区)

法円坂北特定街区において、史跡難波宮跡の保全整備や史跡区域と一体となったみどり豊かな 歩行者空間を整備するとともに、国際競争力の強化に資する宿泊機能等を導入することにより、 史跡難波宮跡の保全活用と連携した市街地環境の整備改善及び観光拠点機能の強化を図るため、 下記概略のとおり、特定街区を変更することとなりました。

なお、本案の縦覧期間、及び意見書の提出期間は令和2年12月25日~令和3年1月15日。縦覧場所は 大阪市役所7階 大阪市都市計画局計画部都市計画課、意見書の提出方法は同課への送付、持参 又は大阪市行政オンラインシステムとなっておりました。(ファックス、電子メール不可)

法円坂北特定街区(変更)の概要

史跡指定地A敷地B敷地
区域面積 約0.58ha約0.49ha約0.29ha
敷地面積 5,826m24,895m22,870m2
容積率 600%690%180%
容積率 ホテル電話局
建築面積 約2,800m2約1,350m2
延床面積
(建築対象)
約39,000m2
(約33,700m2
約5,000m2
(約5,000m2
高さ 0m地上21階(塔屋1階)
地下3階
地上1階
地下3階
竣工予定 令和6年度末令和6年度末令和9年度末

区域図

主な公共貢献項目

歴史遺産の保存活用によるにぎわいの創出と観光魅力の創出
  • 難波宮跡の整備、保存
  • 有効空地、歩行者空間の整備
  • ICTを利用した歴史・観光案内の整備、シェアサイクルの整備
国際競争力強化に関する宿泊施設機能の導入
  • 高規格ホテルの整備(約50m2/室 約200室)
  • 多目的ホール(300m2以上)の整備
防災及び環境性能向上と地域の魅力向上
  • 防災性の向上(災害時の帰宅困難者への対応(一時避難スペース、非常用発電)
  • 都市環境への配慮(テラス席の緑化、省エネ・高効率エネルギー設備の整備 等)

法円坂北特定街区 新旧まとめ

当初決定(昭和41年3月31日)

面積建築物の容積率
の最高限度
建築物の高さ
の最高限度
約1.37ha41/10高層部 63.00m
低層部 39.15m

今回変更案

面積建築物の容積率
の最高限度
建築物の高さ
の最高限度
約1.36ha史跡指定地
約0.58ha
60/100m
A敷地
約0.49ha
69/10高層部 102.00m
中層部 33.00m
低層部 9.50m
B敷地
約0.29ha
18/1010m

※ただし、史跡指定地の建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限については、公益上必要なものは除く。